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宗教法人智恩寺

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文化財紹介

 

 

智恩寺めぐり
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【49番】九世戸智恩寺幹縁疏并序 (京都府指定文化財)
一巻 27.7×162.9cm 室町時代(文明18年・1486)
 
幹縁疏(かんえんそ)とは建物修造や造仏に際して募縁のために作る詩文の一種で、いわゆる勧進帳のことです。奥書に「文明18年丙午月日 勧縁比丘寿桃敬白」とあるように、寿桃(じゅとう)が本疏を草し、勧進の際に携えて諸方の貴官長者・有力無力檀越の募縁を求めたものです。内容は室町時代 の智恩寺再興ににあたって、序文で寺の濫觴を「古記」(=九世戸縁起)から引いて説明したあとに室町時代中期以降の寺の退転を述べ、後半に四六文作法に よって作られた疏文が載せられています。相国寺の彦龍周興(げんりゅうしゅうこう)の『半陶藁(はんとうこう)』に幹縁疏并序(かんえんそならびにじょ) の全文が掲載されており、五山文学僧であった彦龍の撰文になることがわかります。