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宗教法人智恩寺

住所:京都府宮津市字文珠466
TEL:0772-22-2553
FAX:0772-22-1265

文化財紹介

 

 

智恩寺めぐり
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【13番】 石 仏 三躯(内二躯 宮津市指定文化財)
右:184.0cm 中:164.0cm 左:169.7cm
 

 

智恩寺境内の多宝塔と向かい合うところに立つ三体の石仏で、雪舟の「天橋立図」にも描かれています。いずれも等身で、左手宝珠を捧げ、右手は今は失われていますが、錫杖を持つ形から地蔵菩薩像と知られます。
 

南の一体は、最も保存のよいもので、また作風的にも優れたものです。背に刻まれた銘文に、応永三十四年(1427)に三重郷(中郡大宮町)の大江永松が発願して造立した一千体の地蔵のうちの一体とありますが、他の像は知られていません。
 

中の一体は、顔や両手先に損傷を受けています。銘文に年号は有りませんが、他の二体とほぼ同時代の制作で、彫技にいくぶん素人的な趣があります。
 

北の一体は、頭部を後補されていることが惜しまれますが、体部の衣文には優れた彫刻技術が見られます。銘文から竹野郡恒枝保の三上因幡守の発願で、永亨四年(1432)に造立されたと知られます。